KMC 森林鉄道一級線規格
(Ver.2.3)

【2003.7.21 改正/2004.7.1 訂補/2005.6.8 訂補/2005.9.9 訂補】



■KMCモジュールとは

KMCのモジュールレイアウトは、いわゆる“木曽森林鉄道”を中心とした日本型森林鉄道の情景と運転を楽しむことを目的とした、HOn2-1/2(1/87・G=9mm)の集合式レイアウトです。
『一級線規格』は、実物にたとえれば木曽の王滝・小川線辺りを念頭に置いたもので、現在までに市販された、1/87の日本型森林鉄道の車輛たちが、思いきり走れる舞台構成をと考え、「運転本位」でまとめています。
 

 ★規格作成後、接続試験や公開運転会での実績を踏まえ、内容は幾度か改訂が行なわれました。この頁の記載内容は2005年6月8日現在のものです。

基本モジュールは
KATOのモジュールパネル・標準型 600

木曽モジュールは、製品化されているモジュールパネルのなかから、比較的手に入りやすいKATOの「モジュールパネル標準型」を基本としています。
持ち運びや運転会での利便を考慮して、モジュールパネル600(品番24-006)を1単位とします。
たとえばモジュールパネル900をご使用の際は、2枚を使用し3単位となります。


モジュールの基本寸法



接続レールの下は1mm彫り込む


アジャスターの例(マルコ氏作)
 

長さ@600mm X 幅300mm X 高さ200mm
+10mm(底面から台枠ベニア上面まで、+10mmはアジャストの範囲 2003/07/13改定


線路中心位置は、奥から100mm とし、
PECO“OO9(ダブルオーナイン)のフレキシブルレール(品番SL-400)を2.3mm厚のスペーサーをはさんで(2tコルク+0.3tペーパーなど)敷設します。 これは後述のトミックスレールとの高さを合わせるためです。
トミックスとPECOは異種断面のレール接続ですので、ジョイナーやハンダを併用し、段差や隙間のないように調整してください。
接続レール(トミックス直線70mm)とのジョイント部分は、トミックスレール(ファイントラック)を使用し両側ともに端面より35mmの位置を接続点とします。
本線に分岐を設ける場合ですが、既製品は、PECO“OO9か、トミックス“ファイントラック”のポイントを使用。ウデに憶えのある方は自作品のハンドレイも可です。いずれにせよ、各車両が問題なく通過出来るように充分に調整してください。

モジュールどうしの接続にはトミックスの70mm直線レールを使用します(*微調整には、端面用スペーサーと72.5mm直線レールも使用)。

また、接続時レールジョイント部に段差が生じるのを押さえるために、接続レール直下の台枠パネル上面を1mmほど彫り込むようにして下さい。



●KATOモジュールパネル標準型の高さは100mmですが、森林鉄道の情景を再現するために
高さは200mmを基準面とし200mm〜210mmまでの間でアジャスト出来るようにします。(2003/07/13改定)

実際には市販のアジャスターなどを 使用して、モジュール上面(ベニア上面)が底面から200mm〜210mmの水平面にいつでも調整できるように工作してください。 (アジャスターの取り付け時は、他のモジュールとの干渉を防ぐため、アジャスター外周が基本寸法内に収まるようにします。)
また、線路面も水平に注意し、勾配や段差の無いようにします。(PECOとトミックスの接続点は要調整)




  

コーナーとカーブ

コーナー部もKATOのモジュールパネルコーナー(品番24-009)を基本として、高さや端面の規格・接続方法は直線モジュールと同じとします。
(2003.7.21加筆)

また、最急カーブはR280とします。
*従来はR240を最急としていましたが、長編成の運材列車の走行をよりスムーズにするため改訂しました。(2005.1.15修正)
直線モジュール内も、接続点が直線なら、間に最急(=R280)以上のカーブを入れるのは可とします。
 

電気関係

★フィーダー
すべてのモジュールには、複数列車運転や電圧降下の対策として必ずフィーダーを取り付けます。フィーダー線は、事務局側で用意しているDCC母線と接続互換性のある、KATOのコネクター付リード線(24-825  延長コードDC用)を使用し、必ず青い方のコードをモジュールの観客側レールに接続します。

★ポイント・側線を設ける場合
KMCモジュールはDCC対応のため、ヤードや交換駅の側線にも常に電気が流れるようにできる必要があります。
市販の選択式ポイント(PECO OO9用など)を使用する場合は、分岐先は両ギャップを切り、側線にも別途フィーダーを設けて電気を供給するようにし、さらに側線ごとに電気をオン/オフできるようにします。
なお、ポイントを自作する場合は、こちらのページの『DCC対応ポイントについて』を参照して下さい。

★集電の効率UPのため、レールの内側は塗装しないようにします。

 

建築限界

建築限界は、比較的手に入れやすいグリーンマックス製N用単線トンネルポータルの内寸を 最小基準としました。
ストラクチャー等を配置する基準には、図の津川洋行製ポータルの内寸を基準にすると安全です。

またトンネルを作る際は、背景側は開口として、脱線復旧が容易なように製作してください。
トンネルポータルは直線部に設置するように設計してください。

なお、一級線に関しては、風景描写の目安として、上手(向って右)方を山行き、下手方を街行きとします。

 

■台枠指定色

台枠、風景の断面、背景板裏面、脚部材には、左図のような国産塗料メーカーの「水性家庭用塗料の緑」を塗るようにします。
 
 
 

 


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